【通信費節約】自分に合った携帯会社の選び方4STEP!格安SIMのデメリットも解説!

こんにちは、たかちです。
当ブログでは、スマホ・インターネット回線の現役販売スタッフである私が、多くのお客様を接客してきた経験をもとに情報発信をしています。

スマホ料金を節約したいんだけど、どの携帯会社がオススメなのかな…?



自分に合った携帯会社を選ぶために、まずは「方向性」を決めていこう!
- 通信費を節約したいけど、どうすればいいの?
- 「格安SIM」ってどうなの?
- 携帯会社って、何を基準に選べばいいの?
最近では物価も上がり、今まで以上に家計管理を意識している人も増えています。
そんな中、「通信費はよくわからないから…」と見て見ぬフリをしている人もいるのではないでしょうか?
今回の記事では、ズボラさんでもわかるように「シンプルに携帯会社を選ぶポイント」をお伝えしていきます。



通信費節約のコツは、まずは「全体像をつかむこと」です!
結論として…
通信費を節約したい人は、まずは「格安SIM」から検討してみるのがオススメです!
携帯会社 | 節約度 | |
---|---|---|
大手キャリア | ドコモ au ソフトバンク | 割高感 |
サブブランド | UQモバイル ワイモバイル | セット割次第 |
オンライン専用ブランド | ahamo povo LINEMO | かなり | 安い
格安SIM | 日本通信SIM mineo IIJmio など | めちゃくちゃ安い |
※楽天モバイルは「大手キャリア」に属しますが、やや特殊なので別途解説します。



ただし、注意点もあります!
自分に合っているかどうか、しっかり見極めていきましょう!
- 「携帯会社の4つの分類」をみる
- 「格安SIMの5つの疑問点」をみる
- 「格安SIMが向いている人の特徴」をみる
- 「携帯会社の方向性選び4ステップ」をみる



それでは、詳しくみていきましょう!
前提:携帯会社は、大きく分けると4種類


まず前提として、携帯会社は大きく4種類に分かれます。
携帯会社は4種類
- 大手キャリア:ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
- サブブランド:UQモバイル、ワイモバイル
- オンライン専用ブランド:ahamo、povo、LINEMO
- 格安SIM:上記以外のすべて



ワイモバイルやahamoは、格安SIMじゃないの?



サブブランドとかは大手キャリアの電波をそのまま利用しているから、格安SIMとは別物だよ!
「格安SIM」の定義はさまざまですが、当ブログでは「大手キャリアから電波を借りている通信会社(MVNO)」として解説します。
それぞれの特徴をまとめると、下記の通りです。
通信キャリアと格安SIMの特徴
格安SIM | オンライン専用 | サブブランド | 大手キャリア | |
---|---|---|---|---|
節約度 | ||||
混雑時の速度 | ||||
ショップ対応 | ||||
大量のデータ利用 |



節約するなら「格安SIM」が良さそうだね!



自分に合っているかどうか、しっかり見極めていこう!
携帯会社は、大きく4種類。それぞれの特徴を把握することが大切。
ちなみに…
▼ クリックして詳細を表示できます ▼
◆補足:楽天モバイルは「ちょっと特殊」な立ち位置。


楽天モバイルは、「オンライン専用ブランド」と同等の安さです。
料金プランはたった1つで、データ容量は「3GB/20GB/無制限」の3段階でアップしていきます。
どの段階でも「低価格」なので、ライトユーザーからヘビーユーザーまでオススメです!
▼ 詳しくはコチラ ▼


ただし…
デメリットとして、通信エリアには不安があります。
ドコモ・au・ソフトバンクに遅れをとって携帯業界に参入したため、今はまだ通信設備をどんどん増やしているところです。
現状として、いきなりメイン回線を乗り換えるというよりは「サブ回線で試してみる」という感覚で新規契約してみることをオススメします!



私はサブ回線で利用していますが、場所によってめちゃくちゃ遅くなります…。
格安SIMの最大の魅力は「月額料金の安さ」


格安SIMのメリットは、「通信費がグッと節約できる」という点です。
大手キャリアでは「通信設備を管理する手間やコスト」がかかりますが、格安SIMは「電波を借りているだけ」なので低価格を実現できています。



具体的には、どのくらい安くなるのー?



利用するデータ量(ギガ数)によって変わるけど、一例を紹介するね!
例:毎月のデータ利用が「20GB」の場合
割引なし | 割引あり※ | プラン容量 | |
---|---|---|---|
ドコモ (大手キャリア) | 7,315円 | 4,928円 | 無制限 |
ワイモバイル (サブブランド) | 4,015円 | 2,178円 | ~30GB |
ahamo (オンライン専用) | 2,970円 | ~30GB | |
日本通信SIM (格安SIM) | 1,390円 | ~20GB |
※ 家族のスマホやインターネット回線、クレジットカードなどとの「セット割引」をすべて適用させた場合。



格安SIMって、めちゃくちゃ安いんだね!



セット割引がなくても、もともとの料金が安いのがポイントだよ!
大手キャリアやサブブランドは、家族のスマホやインターネット回線との「セット割引」ありき。
格安SIMへの疑問ポイント5つ


格安SIMの安さは嬉しいですが、一方で「本当に大丈夫なの…?」と不安に感じる人も多いです。
多くの人が不安に感じている5つのポイントについて、解説していきます。
格安SIMへの不安要素は?
- 電波エリア ⇒ 全国どこでも繋がるの?
- 通信速度 ⇒ 遅くてイライラしない?
- 通話品質 ⇒ 通話が途切れたりしない?
- ショップ対応 ⇒ 対面での相談はできる?
- 料金プラン ⇒ 初心者にもわかりやすい?



それぞれ解説していきます!
①電波エリア ⇒ 大手キャリアと同じだから安心!


電波エリアについては、ドコモなどの大手キャリアと同じです。
「格安SIMだと圏外になってしまうのでは…?」と不安に感じている人は、安心してください。



大手キャリアが繋がれば、格安SIMも繋がるってこと?



そういうこと!
エリアの心配はしなくてOKだよ!
②通信速度 ⇒ 混雑する時間帯は遅くなるので注意!


格安SIMが借りている電波は、大手キャリアよりも「通信の安定性」は劣ります。
通常時であれば十分な速度が出ますが、混雑する時間帯にはかなり遅くなるので注意してください。



電波のエリアは同じなのに、なんで安定性が変わるの?



「道路」をイメージするとわかりやすいよ!
格安SIMを「道路」で例えると…
◆補足:格安SIMのイメージ


「道路」で例えると、道路自体は同じものですが、利用できる車線数が異なるイメージです。
利用できる車線数が少ないと、混雑時の速度に影響があります。


混雑時とは、12~13時頃の昼休みタイムや、夕方17時以降の仕事終わり時などです。
この時間帯にスマホをよく利用される方は、格安SIMのデメリットとして認識しておきましょう。



ちなみに、どのくらい遅くなるの…?



PayPayなどの「バーコード決済」が表示されないこともあるから注意だね。
速度が遅いと「LINEで画像を送信できない」なども起こるので、仕事でも利用している人は要注意!
③通話品質 ⇒ 通話の繋がりは問題なし、でも多くは「音質」が悪い!


大手キャリアでは、2016年に「VoLTE(HD+)」という仕組みを導入してから、通話品質がグッと上がりました。
しかし、格安SIMの多くは「VoLTE(HD+)非対応」なので、ビジネス用途で通話をしている人は要注意です。



通話音質って、どのくらい悪くなるの?



気になる人は、下記の「補足」を開いてみて!
▼ クリックして詳細を表示できます ▼
◆補足:「VoLTE(HD+)」の音質はどのくらい良い?
上記のYouTube動画にて、通話音質の違いを聞き比べてみてください。
「VoLTE(HD+)」は幅広い周波数に対応したことで、よりクリアな音声通話が可能になります。
対応している周波数の違い


電波エリアはキャリアと同じなので、「通話のつながり」は変わらない。
「VoLTE(HD+)対応」の格安SIM



この3社の通話音質は、大手キャリアと同等です!
④ショップ対応 ⇒ スタッフとの対面相談ができない


格安SIMのほとんどは「オンライン手続き」で完結され、ショップや実店舗はありません。
大手キャリアなどで「対面相談」をしていた人は、格安SIMに乗り換える前に、周りに相談できる人(家族や知人など)がいるかどうかを確認しましょう。



なにか困りごとが起きた時に対応できるか…ってことだね。



知識自体はなくても、自分で調べたり周りに聞ける人なら全然大丈夫だよ!
「店頭スタッフに手取り足取り教えてもらわないと難しい…」という場合、格安SIMは不向き。
「店舗対応」がある格安SIM



設定サポートなどは「有料」になる場合が多いので、事前に確認しておきましょう!
⑤料金プラン ⇒ 大手よりもシンプル。ただし、大量のデータ利用には不向き。


格安SIMの料金プランは、大手キャリアのような「複雑なセット割引」がなく、シンプルなものが多いです。
また、格安SIMの多くは「ライト/ミドルユーザー向き」であり、毎月たくさんのデータ量(ギガ数)を利用する人には不向きです。



たくさんのデータ量って、具体的にどのくらい?



毎月「50GB以上」なら、格安SIMじゃない方がいいかも!
格安SIMは通信速度にも不安があるので、そもそもヘビーユーザーにはあまり向いていない。
「大容量向け」の格安SIM



混雑時の速度が気になる人は「ahamo大盛り(110GB)」がオススメです!
格安SIMのメリット・デメリット


格安SIMの特徴を整理すると、下記のとおりです。
格安SIMのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
通信費をグッと抑えられる シンプルな料金プランが多い 通信エリアが大手キャリアと同じ | 混雑時の通信速度が遅い スタッフとの対面相談ができない 大容量プランはあまりない 通話品質があまり良くない |



節約するなら、格安SIMはよさそうだね!



注意すべき点も多いから、しっかりイメージすることが大切だよ!
格安SIMが向いている人


格安SIMのメリット・デメリットをもとに、「格安SIMが向いている人」の特徴をまとめます。
格安SIMが向いている人の特徴
- とにかく節約重視の人
- 家にはWiFiがあり、外でのデータ利用量が少ない人
- 時間帯によって速度が遅くなっても、あまりストレスに感じない人
- トラブル時に、周りを頼りながらでも自分で対処できる人



反対に、どんな人は「向いていない」と思う?



「トラブル時に慌ててパニックになってしまう人」かな!
混雑する時間帯には、「LINEで画像が送れない」「PayPayでバーコードが表示されない」などが起こる可能性も視野に入れておきましょう。
自分に合った携帯会社の方向性選び4ステップ


自分に合った携帯会社の方向性選び4ステップ
- 節約するなら、まずは「格安SIM」
- 通信速度や通話音質が気になるなら「オンライン専用ブランド」
- さらに、ショップ対応が必要なら「サブブランド」
- さらに、毎月のデータ使用量が35GBを超えるなら「大手キャリア」



通信費節約をするなら、この順番で検討していくのがオススメです!
STEP.1 節約するなら、まずは「格安SIM」を検討


通信費を節約したい人は、まず最初に「格安SIM」を検討してみましょう。
デメリットや注意点は多いですが、毎月の固定費をグッと抑えられるので、家計をラクにしてくれます。
人気の格安SIM



縛り期間もないので、思い切って一度乗り換えてみるのもオススメです!
「通信速度や通話音質が気になる人」は、STEP.2に進みましょう。
STEP.2 通信速度や通話音質が気になる人は、「オンライン専用ブランド」


格安SIMのデメリットのなかでも、特に注意すべきなのが「混雑時の通信速度」や「音声通話の品質」です。
このどちらかが気になる人は、オンライン専用ブランドを検討してみましょう。
オンライン専用ブランドは、通信品質は大手キャリアと同じですが、「オンライン完結=ショップ対応なし」により低価格を実現させています。
オンライン専用ブランド
「通信速度や通話音質が気になる人」は、STEP.2に進みましょう。
STEP.3 さらにショップ対応が必要な人は、「サブブランド」


オンライン専用ブランドのネックは、「ショップ対応をしてもらえない」という点です。
「通信品質」にもこだわりつつ「対面でのサポート」を受けたい人は、サブブランドがオススメです。
サブブランドで節約をするコツは、家族のスマホやインターネット回線を揃えて「セット割引」を適用させることです。
サブブランド



「自宅のインターネット回線」に合わせて選ぶのがオススメです!
STEP.2の「通信速度や通話音質が気になる人」に該当しない場合、イオンモバイルなどの「店舗のある格安SIM」を選ぶのもアリです。
STEP.4 さらに毎月のデータ量が35GB以上の人は、「大手キャリア」


サブブランドのネックは、料金プランが「ライト/ミドルユーザー向き」という点です。
毎月たくさんのデータ量(ギガ数)を利用する人は、大手キャリアの「無制限プラン」がオススメです。
ただし、大手キャリアの基本料金はかなり高いので、家族のスマホやインターネット回線と「セット割」を活用するようにしましょう。
大手キャリア



「ドコモ・au・ソフトバンク」の料金は横並びなので、
まずは家族のスマホと合わせてみましょう!
STEP.3の「ショップ対応が必要な人」に該当しない場合、「ahamo大盛り(110GB:4,950円)」などの大容量プランがオススメです。
▼ クリックして詳細を表示できます ▼
◆補足:通信エリアが問題なければ、楽天モバイルが安くてオススメ!


楽天モバイルの通信エリアは、まだまだ発展途上です。
しかし、他社の大手キャリアと比べて「圧倒的な安さ」が魅力で、毎月の通信費をグッと抑えられます。



不安な人は、サブ回線として試してみるのがオススメです!
\ 詳しくはコチラ!/
まとめ
最後に、この記事のまとめです。
通信キャリアと格安SIMの特徴
格安SIM | オンライン専用 | サブブランド | 大手キャリア | |
---|---|---|---|---|
節約度 | ||||
混雑時の速度 | ||||
ショップ対応 | ||||
大量のデータ利用 |



節約するなら「格安SIM」から検討だね!



デメリットも踏まえて、下記の4ステップで選ぶのがオススメです!
自分に合った携帯会社の方向性選び4ステップ
- 節約するなら、まずは「格安SIM」
- 通信速度や通話音質が気になるなら「オンライン専用ブランド」
- さらに、ショップ対応が必要なら「サブブランド」
- さらに、毎月のデータ使用量が35GBを超えるなら「大手キャリア」



「方向性」さえ間違えなければ、80点は取れます!
人気の格安SIM・オンライン専用ブランド



悩んだら、この5社がオススメです!
以上、「通信費節約のための携帯会社の選び方」について解説しました!
なにか1つでもみなさんのお役に立てていれば嬉しいです!